イベント全盛期、ホールは活気に溢れていました。
「5が付く日はジャグラー大爆発」「7の付く日は北斗の日」「毎週水曜日はAタイプの日」などなど、
特定の日や曜日にほとんどのホールがイベントを開催し、各コーナーを盛り上げていました。我々打ち手もそういったイベントの日を狙って高設定に座れる機会も多くありました。しかし、全国統一のイベント規制によって、イベント告知が一切禁止となり、イベントを頼りにしていた我々打ち手にとってはは大きな痛手となりました。今は、イベントに頼ることが出来ないのでほんとの手探りで高設定台を探し求めている人も多いのではないでしょうか?
しかし、本当にイベントは、なくなってしまったのでしょうか?
いいえ、違います。
実は、今現在もイベントは各地で開催されています。
「そんなわけない!、イベント告知なんて一切ないのに、、、」と思うかもしれません。
しかし、それは、外からは見えないだけで、特定の人しか知りえない秘密のイベントが定期的に開催されているのです。
そう、特定の人しか知りえないイベントです。つまり、イベントが開催されていることに気が付いていない人が山のようにいる!ということです。ホールだって、本当はイベントをやりたいんです。お店をアピールする唯一の方法ですから。
しかし、規制されている為、公にイベントは出来ません。だから、隠れてこっそりとイベントをするんです。イベントをやっています!というサインをこっそりと発信しています。そのサインに気付く人は少ないです。しかし、もしそのサインに気付くことが出来れば見かえりは大きいでしょう。
ここでは、私が実際に経験をしたケースを元に、ホールやお店がお忍びでイベントをやる時に出すサインや特徴をご紹介したいと思います。隠れイベントを見つけ出す際の参考にして頂ければ幸いです。
隠れイベントを示唆するお店のサイン
それでは、お店のサインの特徴を順番に上げていきたいと思います。
時差オープン
一番多いのがこれですね。通常は9時オープンのところを、「〇○のため10時オープン」や「〇○のため13時オープン」にしている場合はイベントを示唆していることが多いです。また、オープン時間が遅くなればなるほど、設定状態に期待が持てる傾向があります。つまり、朝オープンより昼オープン、昼オープンより夕方オープンの方が熱い!ということです。もちろん、「激熱イベントのため13時オープン」なんて文言は出来ませんので、だいたい多いのは「店内機器点検の為、大掃除の為、新台入れ替えの為、防災訓練の為」などの文言が多いです。時差オープンは積極的に狙っていきましょう。
グランドオープン、リニューアルオープン
このパターンも多いですね。新規のグランドオープンではなく、改装などでリニューアルオープンしたり、グランドオープンする場合です。これらは、イベントを示唆する場合があります。もちろん、改装がメインではなく、イベントへの客引きとアピールが目的となっています。毎月のようにグランドオープンやリニューアルオープンしているホールってないですか?頻繁にしているようなホールは、隠れイベントの可能性が高いと思われます。
会員メール
ホールによってはメール配信を行っている所があると思います。登録すると、モーニングメールが送られてきたり、新台情報などのお得情報などが送られてくるのが特徴です。実は、この配信メールの中でイベントを示唆してくることがあります。実際に私が遭遇したのは、いつもは、文章が黒文字で打たれているのに、突然カラフルな色使いの文章が送られてきたというケースです。その日は全台お祭り状態でした。ポイントは、「いつもと違うメール」です。いつものようにメールを見ていて違和感を覚えた場合、よく見返して比べてみて下さい。それはイベントを示唆しているかもしれません。
あと、あったのは、メール配信の中で「設置機種の紹介」というのがあり、そのホールに設置されている機種が5種類書かれていました。普段、設置機種なんて書かないホールがいきなり設置機種を紹介してきました。その時に私はすごく違和感を感じました。案の定、紹介された機種は軒並みお祭り状態でした。
ドル箱がひっくリ返っている
朝一に来店したある日、特定の機種だけドル箱が逆さに置かれていました。そのほかはいつも同じ様子でした。閉店前にそのドル箱が反対になっていた機種の島に行くと、お祭り状態でした。それは、ドル箱の置き方で隠れイベントを示唆していたサインだったのです。あとは、同じような事例で、特定の機種だけドル箱が2つ置かれていたというサインもありました。
ゾロ目の日
ゾロ目の日「11日と22日」にゾロ目台(111番台や77番台など)に高設定を大量に投入するイベント示唆です。このゾロ目イベントはネタバレしやすいイベント示唆ではありますが、こっそりとやっているホールもあるようです。このイベント示唆は、狙い台が絞りやすく打ち手にとっては攻めやすいイベントと言えるでしょう。もし、見つけることが出来れば大変有利に立ち回ることができるでしょう。お近くのホールでぜひリサーチしてみてください。
店内のBGM
店内のBGMで、特定の機種のテーマソングがその日だけ繰り返し流れることがあります。これは、その機種がお勧めである!というイベント示唆を表すことがあります。わたしも何度か遭遇したことがありますが、朝一から昼ぐらいまで、GODのGODステージの音楽が流れたり、北斗の拳の愛をとりもどせの音楽が流れていて、双方とも高設定を掴むことができました。しかも、10台島で、打っていいたのは、私を含め4人だけで、周りの客は全く気付いていませんでした。もったいないですよね。
店員がこっそりヒント!
これは、常連客でないと難しいですが、店員さんと仲良くなり、常連になると、交換時に「明日は期待して下さい!」「明日は、気合い入ってますよ」など、高設定を期待させるような言葉をかけてくれます。そういった時は、かなり期待できると思っていいでしょう。経験上、あまり具体的な機種名までは教えてくれませんが、こちらから探りを入れるとポロッとなんてことも結構あったりします。店員とはあまり仲良くしたくない!という人もおられるかもしれませんが、仲良くなっておくと得をすることもあります。
有名ライターの来店取材
イベント規制後、有名ライターの訪問バブルの時代がありましたが、今は来店事体に規制がかかっている地域があるので、下火になりつつある来店取材ですが、来店日は強い!という構図は今でも変わりません。来店取材があるホールはその日、高設定に期待できるでしょう。
まとめ
隠れイベント示唆の特徴とパターンをいくつか紹介させて頂きました。いかがでしたでしょうか?もちろん、ここで上げた例は一部にしか過ぎません。この他の示唆パターンも無数にあります。
しかし、どんなパターンも共通して言えることは、いつもとは違う「違和感」です。あれ?なんかいつもと違うような~、、、と感じたら、その原因とつきとめましょう。それは、イベント示唆を表しているのかもしれません。
こういった示唆は、特徴として、常連客に気が付いてほしい!というホールの意図を感じます。それは、常連客に還元したいというお店の思いがあるからです。
そういった示唆はお店の中でしか知りえないケースがほとんどです。それこそ、そのお店に定期的に通っている常連客でないと気付けないようになっています。だからこそ、ライバルが少なく、その示唆に気が付いた時の見返りが大きくなるのです。
普段から、台の様子だけではなく、ホールの内装や、メール内容、店員の言動などにもしっかりとアンテナを張っておきましょう。そして、お店の「違和感」にいち早く気付ける状態を保つように心掛けましょう。あなたが気が付いていないだけで、こういった隠れイベントをしているホールは意外にたくさんあります。
特に、ハイスペック機の設定6は、こういった隠れイベントの時に打てる可能性が一番高くなります。